KN1132Vは、リモート1ユーザー/ローカル1ユーザー対応の32ポートIP-KVMスイッチです。
従来製品と同様に、離れた場所から標準的なインターネットブラウザを使用して複数のサーバーへのアクセスやモニタリングができ、ネットワークがダウンした場合でもモデムを介したアウトオブバンドアクセスで、BIOSレベルのトラブルシューティングが可能です。さらに本製品は、高解像度(1,920×1,200)対応、FIPS 140-2 Level 1準拠、バーチャルメディア転送速度を2倍に改良しました。
上記以外に音声、冗長電源、冗長ネットワークに対応し、耐障害性に優れているのが特長です。一般的なサーバーの他にブレードサーバーのシャーシにも対応しているため、サーバーの混在環境でもコンソールの集約が可能です。デバイス管理ソフトウェアCC2000と併用すれば、ブレードサーバーや仮想サーバー等のデバイスやユーザー等の一元管理をネットワークを介して実現します。
KNシリーズは、ATENのKVM over IPコンソールステーションであるKA82シリーズとの互換性があります。KA82シリーズは複数のKNデバイスを集中管理できるハードウェアベースの独立型コンソールソリューションです。PCなどを設置できない環境に最適であり、24時間の運用に適した低消費電力と、省スペースな0Uコンパクト設計を特長としています。
ローカルやリモートの画面を格子状に分割してKVMスイッチ配下のサーバーコンソールを複数同時に表示できる「パネルアレイモード(画面分割機能)」やメッセージボード機能、マウスダイナシンク(マウスの同期)機能を始め、便利な機能を多数搭載し、リモート管理業務を強力に支援します。